南海トラフ地震に迫れ 紀伊半島沖に「改定局」設置へ

海上保安庁は今夏、海底プレートの変動観測を強化するため、紀伊半島南西沖に観測地点を新設する。これに伴い、測量船「海洋」と観測装置「海底局」を9日、和歌山市和歌山下津港で報道陣に公開した。

 

南海トラフなど巨大地震の発生メカニズムを解明しようと、海保では2000年頃から、海底の地殻変動を観測する海底局を想定震源域(静岡〜宮崎県沖)の15地点に設置してきた。海底局は約1メートル四方で重さ約110キロ。水深約3000メートルの海底に、1地点に3台設置している。

 

年に3〜5回、測量船から海底局に音波を送り、海底局の位置を特定することでプレートのずれを観測できるという。観測したデータは、気象庁などに提出して地震発生確率などの研究に役立てる。

 

今夏から来年度にかけて、これまで未設置だった震源域の南端(紀伊半島南西沖〜九州沖)に8地点設置していく。初回は、串本町潮岬から南西約80キロ沖に設置予定。測量船「海洋」が早ければ10日早朝に海底局を投下するという。海上保安庁海洋防災調査室の渡辺俊一調査官は「未観測だった領域でデータを検出できることは、非常に意義がある」と話した。

「睡眠用のうどん」予約殺到 手足涼しい極太めん

「睡眠用のうどん」という商品が開発された。

ネットなどで話題になって予約が殺到、早くも3ヶ月待ちになっている。

 

快適な睡眠を考えて気づいた。布団よりうどんだと。白くモチモチした太麺が並んだようなこの商品、タテ麺と称した細長いクッション8本とその両端を固定するヨコ麺から構成されるれっきとした布団。今月、公式サイトに商品を公開すると約8時間で初回生産分500枚がすべて完売。

 

使い方は通常の掛け布団のように使用するかけうどんモードや隙間から手足を出すエレガント包まれモードタテ麺数本を抱きしめる抱き枕モード、さらにはむくみ対策用の足枕モードなど、麺から手足を出したり麺を閉じることで直感的な温度調節がしやすくなっている。

 

そもそもこの布団をつくったのは頭ほぐしなどを行うヘッドスパを経営する会社。新しい布団の開発依頼をきっかけに睡眠の深さを研究し、このうどん型布団に行き着いた。現在、3ヶ月待ちの状態で11月から10倍の増産が決まっている。

 

スタジオにその睡眠用うどんを借りてきた。見た目だけでなく、触り心地も注目ポイントだ。うどんに似せた感触にしたということだ。この素材はポリエステルの人口羽毛なので洗濯機で丸洗いが出来るということだ。

「アボカドの種と豆乳でヨーグルト」に批判集まる 本当に危険なのか見解を聞いた

「アボカドの種と豆乳を混ぜて、常温で1日置くと豆乳ヨーグルトができる」とTwitterに投稿され、その投稿を否定する声があがっている。キッコーマンに確認したところ、「腐敗の可能性が高いため、やめたほうがよい」との回答を得ました。

 

話題になったのは「清潔な容器にアボカドの種と無調整豆乳300ccを入れて、時計回りに2.3回かき混ぜて、常温で1日くらいおくと、豆乳ヨーグルトになる」という内容。調べてみると、この投稿以外にも複数のブログやSNSでアボカドの種から作る豆乳ヨーグルトが紹介されていた。

 

豆乳シェア1位であるキッコーマンに、「アボカドの種と豆乳でヨーグルトが作れるのか」問い合わせたところ、「腐敗の可能性が高く、やめたほうがよい」との回答でした。同社のQ&Aサイトには、豆乳が固まる現象について記載があります。

 

Q:豆乳が開封後数日で凝固しました。なぜですか?

 

A:空気中には目に見えない雑菌がたくさん存在します。豆乳を開封後、それら雑菌が豆乳にも影響して凝固することがあります。凝固が始まった豆乳は劣化が進んでいる状態ですので、引用を中止してください。

 

アボカドの種がなくても豆乳は固まることがあるようですが、腐っている可能性のほうが高そうです。それがヨーグルトっぽく見えたとしても、雑菌により凝固しただけで、お腹も壊す原因となりますので、食べないよう注意してくださいとのこと。

沖縄の港に「ピカチュウ」!? 不思議な生物がネットで話題に 発見者は「宇宙の生物かと」 正体は ゴカイ の仲間

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「これ、ピカチュウじゃない?」。不思議な生物が本当北部の漁港で見つかり、動画が投稿されたインターネット上で話題になっている。その姿は、テレビゲームやアニメでおなじみの、誰もが知るポケモンの人気キャラクター「ピカチュウ」にそっくりだと話題だ。

 

発見者で動画投稿者の佐藤俊さん(66)は「約50年、海の生物を観察してきて初めて出会った。びっくりだ」と衝撃を受けていた。

 

ピカチュウ」に似た生き物が”ゲット”されたのは7月4日、新月の夜。漁港表層の生物観察を趣味とする埼玉県で土産品会社を経営する佐藤さんが、本当北部の漁港の岸壁に数百匹が群れているのを発見した。

 

佐藤さんは「カニの幼生だと思いバケツに入れてみたが、泳ぎが違った。新種の生物か、宇宙の生き物を発見したかと思った」と興奮した表情で語った。

 

 

 

佐藤さんによると生物の大きさは約5〜8ミリ。半透明と赤みがかった2種類が海面付近を泳いでいた。容器ですくうと左右の手足らしき部位をパタパタさせ、愛らしい旗振りのような動きを見せたという。一部を持ち帰ったが、翌日には動かなくなっていた。

 

分類学専門で国立極地研究所日本学術復興会の自見直人特別研究員は”ピカチュウ”の正体を釣り餌などで知られるゴカイの仲間の体の一部と判別した上で「卵や精子のカプセルが詰まった胴体部分だろう」と推察。体の一部を生殖活動の過程で切り離して繁殖するものがいるという。

 

自見研究員は「このような生殖個体を見るのは初めて。種によって生殖はさまざまで実態はわかっておらず、興味深い」と話した。

雨上がり決死隊 宮迫博之が告白「『アメトーーク!』には戻れない」

振り込め詐欺グループのパーティに参加したことで、吉本興業から契約解消処分を受けた雨上がり決死隊宮迫博之(49)が、150分に及ぶ「週刊文春」の取材に応じた。

 

宮迫は自身が司会を務めていた「アメトーーク!」(テレビ朝日系 木曜22時20分〜)についてこう心境を吐露した。

 

「スポンサーやスタッフ、共演者の方々には迷惑をかけて、本当に申し訳ないと思っています」

 

番組自体は改編を迎える10月以降の在続が決定している。

 

「僕にとっても思い入れの強い大切な番組ですが、今後のことは何も話せていません。プロデューサーの加地(倫三)さんには電話で『スタッフに謝りたい』と伝えると、『みんな心配しているよ』と言ってくださった。ただ番組の今後については一切話していません。僕にそんな資格はないし、『申し訳ありません』という言葉しかありません」

 

宮迫は、テレビへの復帰自体が頭にないという。

 

「いまは、申し訳ない気持ちがいっぱいで、考えられませんよね。それにジン(陣内智則)たちが上手く助けてくれているし、万が一、スタッフが受け入れてくれたとしても、スポンサーや世間の人々がオーケーを出してくれないと無理ですから、まずは今回の一件を許されるような存在になるまで頑張ります」とのこと。

 

8月8日(木)発売の「週刊文春」では、宮迫が、「吉本復帰はあるのか」、さんまさんからの電話、大崎会長•岡本社長との因縁、100万円授受の詳細な経緯、ギャラ飲み報道、松本人志•相方である蛍原、妻への思いなど、150分にわたり、数々の疑問に答えている。

ニュース番組で「天才」を「アホ」と間違える こんなことが起きる報道現場の事情

あんな天才いない」とテロップするつもりが「あんなアホいない」に…京都アニメーションに関するフジテレビのニュース番組「Live News it!」のテロップミスを見て驚いた人も多いだろう。そもそもこれでは意味合いが全く逆で、故人に大変失礼な内容になってしまっている。

 しかも、間違えた理由が「文字が乱雑だったため、読み間違えた」というのにも驚いた人も多いに違いない。ではそもそもテレビ番組のテロップはどのように作成されていて、なぜ間違えるのか。その理由について自分なりに調べ、まとめた情報で解説していきたい。

ニュース・ワイドショーとバラエティでは全く違う「テロップの作り方」

 テロップの作成方法は、ニュース・ワイドショーなどの生放送系と、バラエティなどのパッケージ番組で実は大きく違い、ニュース・ワイドショーなどの番組では、ほぼ全て放送局の内部でテロップが作成されており、局によっても若干事情は違うが発注はほぼオンライン化されているそう。

 番組を制作するディレクターや記者が、パソコン端末に文字データなどを入力して発注し、それを元に美術・CGの担当者が体裁を整えてテロップを完成させる。完成したテロップはVTRに焼きこむこともあるらしく、「生づけ」と言ってディレクターやタイムキーパーが生放送中にスイッチを押して出すこともあるそう。

 それに対して、バラエティ番組などではほぼ、外部の編集スタジオの編集機でテロップを焼きこむことが多いらしい。この場合文字はADさんがパソコンなどで打ち込み、それを編集マンが体裁を整えることになるそう。

 上記の解説でお分かりだろうが、ニュース・ワイドショーの方が格段にテロップのミスは起こりにくい環境にある。テロップのミスには大きく分けて、「誤字」と「内容の間違い」があると思うのだが、そのうち「誤字」に関していえば近年、ニュース・ワイドショーのテロップでは、非常に少なくなるようなシステムが組まれているからだ。

 発注された文字が間違っていた場合、テロップ作成システムに校閲システムが内蔵されていて、自動的に「この文字はおかしい」と指摘してくれるようになっている局が多いそう。しかもテロップを作成するのは、その道の専門家である担当者らしい。日頃から間違いやすい文字などを意識してテロップを作成しているから、間違いに気づきやすく、すぐに現場のディレクターに確認してくれるとのこと。

 それに比べて外部の編集所でテロップづけをするバラエティ番組では、激務で疲労しているADやディレクターと、「テロップの専門家ではない」編集マンが作業を行うことになるので、テロップづけ段階では格段にミスが多く発生しやすい環境にあると言えると思う。

炎天下に駐車、サウナ状態のクルマ いち早く涼しくするには? 窓もポイント

炎天下に駐車していて、まるでサウナのようになってしまった車内、すぐにでも冷やしたいですよね。

 

車内の効率的な冷やし方について、三菱重工グループでカーエアコンをはじめとする空調関連製品を扱う三菱重工サーマルシステムズ(東京都港区)に話を聞きました。

 

 乗り込んだらまずどうするべきでしょうか?

 

夏場は車内温度が60度以上になることもあり、エアコンを使うにしても、車内の熱気を早く外へ逃がすため、窓を開け換気することを推奨します。最も早く換気する方法は、すべての窓を全開にして走行することです。その上で、エアコンはマックスクール(A/Cオン、風量最大、温度最低、内規循環モード)に設定します。

 

雨などで窓を全開できない場合でも、少し開けるだけで効果はあります。部分的に開ける際は運転席だけでなく、助手席や後部座席など複数の窓を開け、空気の通り道を確保することがポイントです。

 

換気が重要という点では、状況に応じてエアコンを外気導入モードに切り替え、外気を取り込んだ方が良いのでしょうか?

 

いえ、あまり気にすることなく、内気循環モードのままで良いと思います。車内温度が外より高い場合は、外気導入モードで外気を取り組んだ方が原理的には効果的ですが、クルマが停止している場合は、取り込む空気がボディーやエンジンルームの熱に影響されるため、窓を開けるよりも効果は小さくなります。

 

車内が十分に換気され、温度が外気温くらいまで下がってきたら、速やかに窓を閉めて下さい。開けっ放しのままでは逆効果です。